社内紹介

〈24卒社員インタビュー:Vol.3〉行動と失敗の積み重ねが次の成長に

氏名 :杜さん
入社日:2024年4月
部署 :貿易チーム(上席:羅さん)

杜さん「まず私の面接官は2回とも羅さん(後の直属上司)でした。1回目はカジュアル面談で1対1,2回目は社長と羅さんとの2対1でした。羅さんは香港出身、私は深圳出身ということもありとても親近感を持ち始めました。日本でいうと奈良と大阪の距離感なんです。カジュアル面談では羅さんの経歴も紹介してもらいました。オーストラリアでのワーキングホリデーのお話やその後、日本に来られるまでの経緯、そして現在の業務内容や仕事に対する熱い想いを伺いました。自分自身がやりたい職種であったこともありますが、純粋に羅さんのようになりたい、一緒に働いてみたいと感じました!」

羅さん「私も杜さんの面接の印象は鮮明に覚えています。海外からの留学生って自分の国から飛び出す勇気と行動力が基本的にあるんですよね。ただ、それだけだとダメで、学生生活とキャリアはまったく違うもの。いままで100人以上面接・面談してきましたが、日本に来るまでの事前準備とか、それまでに出来る事をやりきっているのかをすごく重要視しています。杜さんにはそれがあった。言語だけでなく日本の文化に対する理解度の深さや面接での質問の量などから事前準備をやり切っているなという印象がありました。逆質問がたくさんあって、びっくりしましたが、楽しかった記憶があります(笑)」

インタビュアー「なるほど。確かに新入社員研修でも地方創生関連に関して一番質問されてましたよね!日本の伝統工芸品を海外でどのように販売するかの内容だったと思います!」

杜さん「ありがとうございます!研修では大学時代に専攻していた分野だったので質問が出てきた事もあります。」

杜さん「まずは詳しい業務内容の説明がありました。私は初めから貿易関係の業務を希望していましたが、法律関係の書類、通関書類や手続きなど貿易の実務にとても不安がありました。でも羅さんから【杜さんに合ってるし面白いと感じてもらえるはず】と言っていただいた事がうれしかったですね。」

羅さん「私もよく覚えてます!書類作成や申請することでいろんな貨物を海の向こうから調達できるのはめちゃくちゃワクワクすることなのに共感できない人がたくさんいるんです。」

杜さん「私はそれがとても共感できたんです!」

インタビュアー「なるほど。やはり羅さんの存在が大きかったんですね。ちなみに日本にはいつ来られたのですか。」

杜さん「高校卒業してすぐに京都の大学に入学しましたね。」

インタビュアー「勇気ある行動ですね!どのような経緯で留学を決心されたのですか?」

杜さん「外の世界を見てみたいと思っていて、一人で遠くに行って、今までと全然違う環境で、誰も自分のことをしらないところで一人で生活するのが面白いと思いました。留学が自分にとって一番意味のあることかもしれないと思い、日本に来ました。自分の両親も支持してもらったことはとてもありがたかったです。」

インタビュアー「なるほど、、行動力がすごいですね、、羅さんも留学されてましたよね?」

羅さん「17歳からオーストラリアの大学に行き、香港で就職しました。働きながら日本語の勉強をしていました。N1(日本語能力試験)を取らないと日本に来るのが失礼と思って….」
*羅さんインタビュー記事【https://risecreation.jp/recruit/interview/interview-010/】

杜さん「私も日本に来る前からずっと日本語を勉強していました。日本語能力試験N2を取得してから日本行きました。」

羅さん「気持ちめっちゃ分かる!しっかりと準備して出来ることをやり切らないと不安だよね。」

杜さん「最初は発注・購買でした。様々なルートから商品の発注を行っています。私はせっかちな性格なので、早めに業務の流れを一通りこなしたかったんです。何でもすぐに完成させて次の業務にいかないとって思っちゃって。だからミスが出たときは周りに迷惑をかけてしまっています、そこから物流に携わり、コンテナの積み込みも現地に指示をしています。先輩の業務をよく観察して業務にあたっています。コンテナの容積に合わせて荷物を選別して積み込みとか、各商品の包装、段ボールの大きさも違ったり、コンテナの余分な空きがあるせいでバランスが悪かったり、自社倉庫(ロジスティクス)でデバンニングする際に事故になる可能性があります。そんな調整も大変重要な業務の一つですね。」

羅さん「今月から担当したコンテナ数は3本かな?10コンテナを終えて自信がつくと思いますよ。新人社員の方でも3カ月で発注から積み込みまで全部こなせるような教育体制を敷いているので、杜さんは少し早いくらいですね。本当は発注の経験をもっと積んでから(取引先との交渉や品質を担保するための契約書など)、物流の研修を行う予定だったんですが、杜さんから何回も物流やりたいと聞いて熱意に押されて、全体像を先に掴めたほうがいいかなと、現在物流について学んでもらっています。」

インタビュアー「羅さんは杜さんのように積極的で前のめりで来る人のほうが嬉しいのでは?」

羅さん「もちろんそうですね。ただ、貿易はミスが絶対許されないんです。どのようにミス防止に努めるかが大事で、新人だろうが、経験が長かろうが起こったミスに対してどんどんマニュアルや仕組みをアップデートして次から起こらないようにしていくことが大切かなと思います。杜さんには自分のチェックリストとチーム用のマニュアルも制作してもらっています。」

インタビュアー「入社2カ月で、チームのマニュアルまで作るなんて早いですね!!」

杜さん「正直大変ですけど、なんとかやっています!」

杜さん「通関士の資格が必須だと思い込んでて取得出来るのか不安がありました。でも入社してから現在行っている業務は資格が無くても問題なかったです(笑)。」

羅さん「面接でも必須ないって伝えてましたよね(笑)」

インタビュアー「なるほど(笑)では資格が必須ではなくて少しはほっとしましたか?」

杜さん「全然逆なんです!実務に入ってから覚えることが多くて大変だったので不安でした。覚えが早いほうではなく、経験を積んで身に着けていくタイプなので、何回も先輩に質問したり助けていただいています。みんな本当に優しくて、大変でもチームで頑張っているという実感があります。」

インタビュアー「人間関係や働く環境に関しては入社前のリサーチ通りだったんですね。他に不安はありましたか?」

杜さん「元々美大生だったので、何もできないかもという不安がありました。貿易に関する知識や文章を書くことにも自信がありませんでしたし、学歴に対するコンプレックスがありました。」

羅さん「面接時の杜さんは少し自信がなさそうだったのを覚えています。美大生だから就活が難しくて面接につながらないという話をしてくれたんです。学歴なんて関係ない!会社にどんな魅力を感じてくれたのか、どんな仕事にチャレンジしたいのかが大事なんです。今は入社してまもないですが、『私はこんな仕事ができるんだ』という自信を持ってほしいですね。」

杜さん「労働環境がかなり良くて、働きやすいことです。周りに良い仲間がいて、いい関係性の中にいるという経験は今までになかったので入社して良かったと思います。もちろん私のミスで先輩方に怒られることもよくありますが、分からないことを質問しても助けてほしいときもいつも丁寧に対応してくれます。」

インタビュアー「就活時に求めていたことが実現されましたね。」

羅さん「大前提として、みんな同じ方向を向いてて同じ目標を達成しようと思ってることが大事。在庫の欠品率、商品の品質など、今の貿易の中で大きな課題をみんなでどうやって改善できるか、それに向けて何度も話し合いや、ディスカッションだったり、指導されるのも当然。間違ったら怒られることもある。チームがその土台の上に乗ってるからこそ成立してる関係性だと思ってます。」

杜さん「先輩や上司は温かく成長を見守っていただけるとても魅力的な会社です。これからのライズクリエイションの成長に期待していてください!!共に成長していきたい人は大歓迎です!」

インタビュアー「ありがとうございました!インタービューは以上です!」

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